Music Hack Day Tokyo:アツくてクリエイティブな音楽とテクノロジーの交差点

音楽に特化したハッカソンとしては日本初となる「Music Hack Day Tokyo」が2014年2月22日-23日に東京・原宿の「THE TERMINAL」で開催されました。ハッカソンというとちょっと聞きなれない言葉ですが、どういう意味かというと「ハック(コンピュータプログラムを改造・改良する事)」と「マラソン」を繋げた造語なのです。つまり「24時間以内にサービスを作り上げ、その場でプレゼンする」というハッカソンのルールにしたがい、凄腕のプログラマーが一斉にプログラムしまくるマラソン大会のようなもの。「24時間という枠の中でどこまでできるか」という制限からクリエイティブさやドラマが生まれ、プレゼンで聴衆を最も唸らせたサービスが勝者として表彰されます。

今回の大会には、音楽ストリーミングサービスのSpotify(Music Hack Day スポンサー)を始め、音楽共有サービスのSoundCloudや自動で曲名を判別できるGracenoteなどが名を連ね、これらスポンサー企業などのAPI(ソフトウェアの機能やデータを呼び出して利用する方法)が特別に参加者に公開されました。Music Hack Dayでは、参加者がこれらのAPIを使って「まったく新しい音楽の楽しみ方を可能にするサービス」作りにチャレンジしました。

イベントには約150人のハッカーが参加し、そのほとんどがプロのプログラマーや音楽関係の仕事をしている人たち。参加者はいわゆるオタクっぽい人から、クラブシーンで活躍するミュージシャンまでさまざま。自身や仲間の作った音楽を世に広めるためのサービス開発に挑んだミュージシャンも熱意にあふれていました。

ハッカーでありミュージシャンとしても活躍中のK.A.N.T.A氏

その他にも「音楽フェスをもっと楽しんでもらいたい!」と願うイベントオーガナイザーによる音楽フェス満喫アプリなども発表され、音楽の現場クリエイター目線で作られるアプリやサービスの可能性にも気づかされた週末でした。また、クリエイター側の目線でツールを創ることによって音楽ハッカー文化の発展は、アイドルグループが独占するヒットチャートに代表される日本の閉鎖的な音楽業界に対して大きな変化をもたらす力になりうると改めて感じました。

音楽ハッカー文化の発展によって、より良質な音楽が多くのリスナーに届けられるようになることを願っています。

次の記事では、Music Hack Day Tokyo最終日のプレゼンで発表された熱くてクリエイティブな音楽ハックの中から僕がとくに面白いと感じた作品を紹介します。

耳の日にちなんだアプリ

3月3日はひなまつりですが、この日は「耳の日」でもあること、ご存じですか?「3」が耳の形に似ていることや、3(み)3(み)の語呂合わせから名づけられたそうです。普段からお世話になっている2つの耳を大切にする、喜ばせる、いたわる、そんなアプリをご紹介します。

Sayaka

Music Hero(Android)

耳でリズムを捉えボタンを叩いて遊ぶ、通称「音ゲー」の中でも特におすすめなのがこのアプリ。リズムに合わせて画面をタップするのは類似アプリと同じですが、こちらはデバイスに保存してある音楽ファイル(MP3ファイル)でも遊べるんです。難易度も「SIMPLE」と「STANDARD」から選べるので何度プレイしても飽きません。さあ、お気に入りの曲でノリノリにタップしまくりましょう!

イルカ – リラックスするサウンド(Android)

通勤で行きも帰りも満員電車に揺られ、会社に行けば仕事がどっさり…。「どこで息を抜けばいいんだ!」というストレスフルな毎日にうんざりしたら、耳からリラックスする時間を作ってみてはいかがでしょうか。このアプリにはリラックス効果をもたらすと言われているイルカの鳴き声と穏やかなBGMが収録されており、ぼんやりと聞いているだけで心が落ち着いてきます。忙しい毎日で疲れがたまってきたと思ったら、ぜひこのアプリで癒されてください。

Yoko

CytusAndroid/iPhone

ポップ、トランス、ジャズなど様々なジャンルの音楽でリズムアクションゲームを楽しめるアプリです。

音楽だけでなく、各音楽をイメージした美しい画像が、あなたをCytusの世界へと導きます。

Cytus独特の世界で、多彩な音楽にのめり込んでみてはいかがでしょうか。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルAndroid/iPhone

アニソン、アイドルが大好きな人におすすめしたいのはこれ!

学校で結成されたアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバーが繰り広げるアニメ「ラブライブ」をリズムアクションゲームで楽しめます。

μ’sの曲でリズムに乗るだけじゃない!μ’sのメンバーを含めた様々なアイドルたちでオリジナルユニットを作成したり、育成したりでき、RPG感覚で楽しめる音楽ゲームです。

キャラクターも可愛くて目の保養にも(笑)

Chris

Mixcloud(iPhone/Android/Webapp)

「テレビとかラジオで流れる曲はもう聞きたくない。どうすれば自分が好きな音楽と出会えるの?」その答えがここにあります。あらゆる音楽の種類に精通した、音のソムリエとも呼ぶべきDJ達がキュレーターとなって、ほかでは出会う事のない珠玉の楽曲をチョイスしてくれます。新しい音楽と出合いたいならMixcloudをかけっぱなしにして聞きまくろう。クラウド×音楽の相性の良さが体験できる実用性の高いサービスです。

CloudBeats Lite(iOS)

「あーあの曲聞きたかったけど、iPhoneに入れてない、ちくしょう!」なんてシチュエーションを解決する音楽系神アプリ。DropBox、OneDrive、Google Driveなどのクラウドから直接音楽をストリーミングできる為、端末で使用する容量を大幅に節約します。保存できる容量の限界からこれまでセコセコと聞きたい曲を選んで持ち歩いていた人も、CloudBeatsで制限から解放され、自分の音楽ライブラリを丸ごとクラウドにアップして持ち歩くことが可能になります。

Junko

ラップムシiPhone

ラップお父さんiPhone

サムライムシiPhone

ゆるーいイラストのボタンにタップして、iPhoneでラップが楽しめるアプリシリーズです。ボタンをリズミカルに押していくだけで、ラッパー気分を満喫できます。シリーズにはソフトバンクモバイルのキャラクター「白戸家のお父さん」の声でラップが楽しめるラップお父さんや、「I am Happy Samurai DJ」などのラップが聴けるサムライムシがあります。楽器やスピーカーなどを用意しなくてもラップが楽しめるこのシリーズで、ノリノリになっちゃいましょう!

Sound Gecko(Android/iPhone/Webapp)

Webサイト上の英語の記事を音声に変換して読み上げてくれるアプリです。英語で「ヤモリ」を意味するGeckoのように、記事をぶつぶつつぶやいてくれるサービスで、英語力をアップさせてみませんか。

いかがでしたか。ぜひ、音楽や言葉など、耳にちなんだアプリを楽しんでみてください。

カメラの向こうとこっちを1枚にするiPhoneカメラアプリFrontback 日本語対応でブームの兆し!?

カメラから覗いた風景と、カメラを覗き込んでいる自分を合体させた写真を共有できるアメリカ発のアプリ、Frontback(フロントバック)の人気がコアなファンの間で過熱しつつあります。SNS機能があるので、合成写真が即シェアされ、世界各地で撮影されたオリジナリティあふれる写真を楽しめます。

上の写真には景色などの撮影対象、下の写真には自分撮りの写真が入る、この構図が定番で、最もオーソドックスな使い方です。

カップルの自分撮り写真と二人が見ている風景の組み合わせ、というのも多数あって、ロマンチック。

このように、撮影者の自分撮り写真と撮影対象の組み合わせだけでも十分見ていて楽しい写真がたくさんあります。さらに、料理前の材料と料理の仕上がりを組み合わせるなどのビフォア&アフターの組み合わせや、メガネなどのアイテムで上下の写真を立体的につなぐなどのアイデアがユーザーから生まれています。

調理前の食材(上)が、美味しそうな料理(下)に早変わり、したように見えますが、実は料理が仕上がるまでFrontbackを起動したままにしないとこの組み合わせは撮れないのだとか。

メガネで上下をつないだ写真。これはなかなか斬新、真似をするユーザーが続出!

下のイラストを描いているペンで上の写真をつなぐアイデア、お見事!の一言

新たなアイデアが共有されると、他のユーザーがそのアイデアを模倣したりさらなる味付けをした写真をアップしたりするなど、つながりがどんどん広がることが、Frontbackの醍醐味の一つとなっているようです。

日本でも、2014年に入ってiPhoneアプリで日本語版がリリース。ユーザー数が増えるとともに、コアなユーザーの間での盛り上がりが過熱し、2月24日には東京・渋谷でユーザーによるイベントが行われました。

東京・渋谷で行われたユーザーイベント。Frontbackのロゴをメガネに張り付けて登場したユーザーも

イベントには約20人のヘビーユーザーが集結。お互いの写真を見せ合ったり、撮り方のコツを教え合ったり、Frontbackのお面を付けてその場で撮った写真を早速共有したりと、コアユーザーならではのディープな交流で盛り上がりました。

イベント参加者全員でFrontbackの写真を撮影

Frontbackの独自の使い方を追究しているある参加者は、「Frontbackはカメラロールから写真を読み込めないという制限があるので、上下の写真を同時もしくはある程度の時間内に撮影しなければならないという制約が生じます。その制約が逆に、新しい技がユーザーから生まれることにつながっている」とコメント。何もないところからまったく新しいモノを生み出すのではなく、ある程度条件が限られた中でクリエイティビティーを発揮する、というのは日本人が得意とするところ。アメリカから始まったFrontbackですが、日本で爆発的にヒットする日は近いかもしれません。

[LINE 新サービス発表会]自作スタンプ販売、LINE利用者以外とも話せる「LINE電話」、など3つのサービスが登場

LINE株式会社は2月26日に新サービスの発表会「LINE Showcase2014 Feb」を行い「BEYOND LINE」をテーマに今までのLINEを超える新たなサービスを3つ発表しました。

■LINE Creators Market

オリジナルスタンプを作って販売!誰でもクリエイターになれるスタンプマーケット

「LINE Creators Market」はLINEユーザーがクリエイターとなり自分で作ったスタンプを「LINE ウェブストア」で販売できるサービスです。

これまでは企業によるスポンサードスタンプや有名キャラクター、LINEキャラクターのスタンプのみが使用可能でした。

今年4月ごろを目処に、LINEユーザーの誰もが自作スタンプを販売できるようになります。スタンプのセットは100円で販売され、売り上げの50%がクリエイターに配分されます。

スタンプは「公序良俗に反していないか」などLINEによる審査をパスし認可される必要がありますが、審査とクリエイター登録は無料で必要なのはLINEアカウントだけ。これなら誰でも始められますね。

このサービスは全世界が対象となるので、海外のクリエイターによるユニークな作品も使用可能となります。バラエティがより豊富になったスタンプショップをチェックするのが今から楽しみです。

「LINE Creators Market」の公式サイトは既にオープンずみ。自作LINEスタンプは注目のコンテンツになりそうです。

■LINE電話/LINE Call

国内外の固定電話などに低料金で電話できるサービス

(2014年3月にサービス開始予定)

スマートフォンを持つ“Lineユーザー同士”という制限を超えて固定電話やフィーチャーフォーンとも繋がる電話サービス。

発表によるとLINE電話には以下の3つの特徴があります。

①    LINEがあれば誰でも簡単に使える。

②音質がクリアで途切れにくい。

③国内・海外、固定・携帯を問わずに低料金で通話できる。

期間限定のキャンペーンとして130万件の店舗・施設への電話が無料になります。気になる通話料は、ケータイ・スマートフォンへは6.5円/分、固定電話へは2円/分。

全世界200以上の国に対応し、アメリカ・中国への通話の場合は固定・携帯ともに2円/分。国内の携帯電話に掛けるより海外への通話方が安いのは意外でした。

LINE電話の詳細はこちら

■LINEビジネスコネクト

「スタンプの送信でピザを注文できる」などユーザーと企業をつなぐ、ビジネス向けの新サービス

上記2つのユーザー向け新サービスとは異なり、これはビジネス向けのサービスとなります。

ビジネスコネクトはユーザーとビジネスをよりスムーズに繋ぐ企業向けのサービス。企業の公式アカウントから送信されるメッセージを特定のユーザーに対してより最適化された内容にすることができます。

例えばユーザーが好きな具の乗ったピザのスタンプを選択し公式アカウントに送信すると、宅配ピザ注文ができます。ピザの衝動買いにつながりそうなサービスです。

また、レンタルビデオ店からの返却通知をLINEで受けるように設定する、というサービスもビジネスコネクトで可能となります。

タクシーを呼ぶのもLINEから位置情報を送信するだけ、などと生活の様々な場面に対応したサービスの拡大を予定しています。

LINEビジネスコネクト

スマートフォンを持っていない非LINEユーザーから文化の先端に位置するクリエイターまで、従来のLINEユーザー以外に目を向けて巻き込んでいく新サービスの発表でした。特にスタンプを自分で作って販売可能となるのはイラストレーターやマンガ家、またミュージシャンなどにとっても新しくてポピュラーな表現の場となり、ますますスタンプコミュニケーションが過熱していきそうです。

「ソーシャルメディアウィーク東京」レポート コミュニケーションはテキストから写真、そして動画へ?

SMSって、テキストをキーボードで打って送っていますよね。FacebookやTwitterなどへの投稿も、テキストのやりとりが主流です。では、今使っているスマートフォンが、スマートウォッチやGoogleグラスなどのウェアラブル端末に変わったらどうしますか?そう、スマートフォンと同じ「スマート」端末と言っても、ウェアラブル端末にはキーボードがないのです!

もちろん、音声を認識してテキスト化する技術はかなり進んでいます。しかしその一方で、ウェアラブル端末の普及とともに、テキストに頼らないコミュニケーションが一般的になるかもしれません。

2月21日まで行われた「ソーシャルメディアウィーク東京」で19日、SMSを送る感覚で動画を送り合えるアプリ「Glide(グライド)」の共同創設者兼最高責任者(CEO)アリ・ロイスマン氏がプレゼンテーションを行いました。そのなかでロイスマン氏は、写真を介したコミュニケーションが増加してきており、さらには写真から動画を介したコミュニケーションの成長も加速度的であるという旨の発表をしていました。米国などで爆発的に人気の写真コミュニケーションアプリ「Snapchat(スナップチャット)」は、日本ではそれほど認知度が高くありませんが、1日当たり4億枚の写真がやり取りされており、その勢いはFacebookを凌ぐほどだと言われています。

テキスト、写真という流れを踏まえ、「ビデオが次に来る!(Video=Next big thing)」と強調するロイスマンCEOが率いるイスラエルが拠点のGlideは、文字や写真を送る代わりにスマートフォンのカメラを使いビデオを送り合えるアプリです。Glideでは過去10ヵ月間、累計で毎分600分間もの動画がアップロードされ続けており、この動画の長さはYouTubeにアップロードされる1分当たりの動画総量に匹敵します。

Glide(iPhone/Android)

これまで動画を送るためには圧縮したファイルを送って、受け手はそれを解凍して、といったシステム内部での手間と時間が必要でしたが、Glideでは動画のやりとりもほぼほぼリアルタイム。動画を送り終った数秒後に、相手からの動画による返事を受け取ることも可能です。Skypeでは相手がデバイスの前にスタンバイしていないとやり取りが成立しませんが、Glideの場合は相手がオフラインの場合でも動画メッセージは送信でき、受信者は都合が良いときに送られた動画を確認できます。

「ソーシャルメディアウィーク東京」でプレゼンテーションするGlideのアリ・ロイスマン共同創設者兼最高責任者(CEO)

写真に特化したSNSなどもまだ一般的ではない日本市場ですが、ロイスマンCEOは「現在日本のユニークユーザー数は数千人単位。再度来日する際には数百万人単位だと答えられるようにしたい」と意欲を語りました。

英語圏では「1picture=1000words(1枚の写真は1000字に匹敵する)」という言葉がよく聞かれるそう。日本でも「百聞は一見に如かず」というように、テキストに代えて写真を、写真に代えて動画をSMSのようにやり取りすることが、今に当たり前になるかもしれません。

ソフトニック、アプリ博2014に初出展しました

アプリの熱い博覧会「TechWaveアプリ博2014」が2月21日に東京・渋谷で行われ、ソフトニックが初出展しました。

アプリ博は、アツいアプリが集まる、いわばお祭りのようなイベント。お祭りムードを盛り上げるべく、会場では、ドコモの熱中症予防アプリに登場するキャラクター「ぴーこん」とレッドブルガールが愛嬌をふりまきました。

ドコモの熱中症予防アプリのキャラクターぴーこん(左)とレッドブルガール

プレフェス(Webapp

あなたの街の花粉情報(iPhone/Android

また、会場の真ん中にはレッドブルのDJが登場。会場の雰囲気に合わせた選曲のミックスやスクラッチでの演奏をワイヤレスのヘッドホンで聴くサイレントディスコと呼ばれる新しい体験を来場者が楽しみました。

数十セット用意されたワイヤレスヘッドホン

ワイヤレスヘッドフォンで音楽を楽しむSoftonicエディター

ソフトニックブースではアプリとSoftonic Developer Centerを紹介

TechWaveアプリ博には、アプリ関係の企業総勢55社が出展。今年はひときわ寒い東京の冬をものともせず来場者が続々と詰めかけ、会場は半袖のTシャツでも汗ばむほどの熱気でした。

今回初出展したソフトニックのブースも、おかげさまで大盛況。弊社がこのほどリリースした新しいアプリSoftonic(Android/iOS/Windows8)や、アプリ開発者の方がアプリ紹介をSoftonicサイト上で自主的に行っていただけるSoftonic Developer Centerのデモンストレーションを来場者の方に行いました。

ソフトニックサイトに掲載しているアプリレビューでは、エディターが☆の数でアプリを評価しています。そこで今回のアプリ博では、各ブースの出展内容について、来場者が評価の☆をつける「リアルソフトニック」を開催。「いいね!」と感じた来場者に、金色のシールを出展者のボードに貼っていただきました。

びっしりと金色のシールが張られた(株)スキーマさんの「リアルソフトニック」ボード。同社は、昨年リリースされたアプリ「よこもじあんちょこ」を紹介

レッドブルが配布され、さらに盛り上がる会場

DJ MIX用のソフトウェアを使いスクラッチで音を絶妙に刻む

ワイヤレスヘッドフォンについて説明する、アプリ博主催者でSoftonic編集長のmaskin

来場者は数千人規模にのぼり、アプリ博2014は大盛況でした。既にホットなアプリ業界、今年はもっともっと加熱しそうです!

アプリ博2014で発掘した最前線アプリ3選

2月21日に渋谷マークシティで開催された「TechWave アプリ博2014」。盛り上がった会場の様子をレポートします。

アプリの世界を肌で感じる場

過去最大となる総勢55社が参加したアプリ博2014は、アプリ開発者やアプリ関連の事業者がそれぞれのサービスを展示・紹介するイベントで、「多様なアプリの世界に直接触れることができる場」、またアプリ開発者と利用者が交流できるレアな機会でもあります。

ソフトニックも出展

今回のアプリ博にはソフトニックも出展し、今年2月20日にダウンロードを開始したばかりの自社アプリSoftonicについてデモさせていただきました。ソフトニックブースの模様についてはこちらの記事をどうぞ。

会場で出会った「かなりいい感じ」なアプリ3

アプリ開発者さんから直接アプリの説明してもらえるレアなチャンスを最大限に活用し、会場で「発見」した多くのアプリの中から僕が個人的に特に面白いと感じたアプリを3つピックアップし、ご紹介します。

flapp by basic

10秒間だけナイショ画像を共有できる「チラ見せ」サービス

「SNSに写真が残ったりするのはイヤ、全体公開もしたくない、でも誰かに見せたい…」そんなわがままなニーズに目を付けたのがこのサービス。米国で大ヒットしている、数秒間で消滅する画像を共有するアプリ「Snapchat」と似たコンセプトで、限られた人に時間に限定して写真をシェアします。「ソーシャル疲れ」という言葉も頻繁に耳にするようになった今の時代では需要の高いサービスかもしれません。10秒間しか見られないので、画像はしっかりと網膜に焼き付けましょう。チャンスは一度きりです。

あきっぱ! (2014425日リリース予定)

ドライブに行きたくなる!1500円の駐車場サービス

全国各地の月極駐車場や空きスペースを1日最大500円と激安価格で利用できる駐車サービス。現在地周辺や行先周辺の駐車場を検索し予約&決済できます。安い、早い、簡単な部屋のシェアリングを可能にし、欧米で人気になったWebサービスAirBnbのパーキング版と言ったところです。これがあれば都内でも車でお出かけしやすいですね。

Mechika Boola(メチカブーラ) by Glue-th, Inc.

ロンブー淳さんなど出演の新番組で大活躍中の動画アプリ

Glue-thの納家一寛さんにお話を聞きました

ロンブー淳さんの番組で使用され話題に

2014年2月1日からABCテレビで放送中のロンドンブーツ・田村淳とサバンナ・高橋茂雄のプライベート動画公開バラエティー「キャー!ムービーシェアリング」の放送で毎回使用されているアプリです。2秒間の動画の組み合わせにより、撮影、編集、音付けが簡単にでき、SNSでのシェアも可能です。誰でも作れちゃう手軽さと2秒ごとにシーンが変わるテンポの良さが楽しくてTV番組で使われるのも納得です。

アプリのテレビ露出はドンドン増えていきそうです

まとめ

駐車場を借りられるアプリやテレビ番組になったアプリ、またここでは紹介できませんでしたが、タクシーを相乗りする為のアプリなども登場し、生活のさまざまな場面でアプリが活躍している現状を改めてアプリ博で実感しました。上で紹介している新作アプリに気になる物があれば是非使ってみてください。

「いまさら人に聞けないLINEの基本」QRコードで友だちを追加する方法

LINEでは友だち追加した人とトークや音声通話が出来ます。当然の事ですが、友達が登録されていなければ会話はできません。今回は「QRコード」での友だち追加方法を紹介します。

スマホのカメラを使用して友だちを追加する

自分の端末にQRコードを表示させて相手の端末で読み込むだけ、と手軽なので追加したい友だちと対面している場合は特にオススメです。(注:相手と自分の端末がその場に無ければこの方法は使えません)

1.まずはLINEを立ち上げ画面左下の「友だち」ボタンをタップします。「友だち追加」画面が表示されたら左から2番目の「QRコード」ボタンをタップし、QRコードリーダーを立ち上げます。

2.QRコードリーダー画面右下の「自分のQRコード表示」をタップして、QRコードを表示させます。

3.「自分のQRコード」が表示されたら、追加したい友だちの端末を使って同じ手順でQRコードリーダーを立ち上げ、写真を撮るような要領で「自分のQRコード」をスキャンします。シャッターボタンなどを押す必要はなく画面にQRコードを合わせれば自動的に認識してくれます。

4.QRコードを認識したら追加する友だちの確認画面に進みます。画面中央の「追加」をタップして登録完了です。

5.登録が完了すると「新しい友だち」として今追加した友だちが表示されているのを確認できます。友だちのアイコンをタップしてさっそく音声通話やトークしてみましょう。

Outro

LINEを使い始める時の初期設定でアドレス帳に登録されている人を自動的に友だち追加するオプションがあります。この方法で多くの友だち登録が一気にできますが、アドレス帳全体が対象となってしまうのでLINEで繋がりたい相手を限定したい場合には注意が必要です。アドレス帳からの招待以外に手動で友達を選んで追加する方法には「QRコード」「ふるふる」「ID検索」の3種類があります。

Windows XPサポート終了について最も大切な3ポイント

日本マイクロソフトは2014年2月13日に、「Windows XP サポート終了に向けたセキュリティ対策に関する記者説明会」を行いました。本当に Windows XP を使い続けてはいけないのか、要点をズバリまとめてみました。

1.  サポートの切れた Windows XP を使い続けることは個人情報の流出を含め、未知のサイバー攻撃にさらされる危険が多分にある

2. さまざまなセキュリティソフト会社が Windows XP のサポート継続を表明しているが、サポート切れの OS を守ることは事実上不可能である

3. インターネット環境から切り離せば安心というわけでもなく、可能な限り早めの買い替え・アップデートを推奨する

【記者会見に参加して感じたこと by Sayaka】

2014年2月13日、東京都内にて日本マイクロソフト主催による Windows XP のサポート終了に関する記者会見が開催されました。

いよいよ秒読みとなった4月9日の Windows XP のサポート終了に向け、日本マイクロソフトから業務執行役員 最高技術責任者の加治佐俊一氏とセキュリティアドバイザーの高橋正和氏が登壇したほか、経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ政策室 室長の上村昌博氏、およびトレンドマイクロ、マカフィー、シマンテックといったセキュリティベンダーが登壇し、それぞれの立場から Windows XP を使い続けるリスクや最新 OS へのアップデートの必要性が語られました。

その中で一様に語られていたのが、サポートの切れた Windows XP を使い続けることは個人情報の流出を含め、未知のサイバー攻撃にさらされる危険が多分にあるということ。なかでもトレンドマイクロの大三川取締役副社長の「サイバー犯罪者は個人のPCを踏み台にして国を攻撃する」といった言葉が今回の Windows XP の継続利用に伴う危険性を率直に表していたように思います。自分だけならまだしも、自分のPCが「踏み台」となりネットワークでつながっている相手、ひいては国全体にまで被害が及ぶとしたら…期限切れの OS を使い続けるリスクの大きさについて否が応にも考えねばならないと思いました。

これを踏まえて日本マイクロソフトは、主に Windows XP ユーザーに向け Windows 8 の解説冊子を作成、2014年2月14日より全国の家電量販店にて配布を開始しています。

危険物を思わせる黄色と黒の表紙に「今」話題の東進ハイスクール 現代文講師の林 修氏をキャラクターとして起用しインパクトはかなりのもの。Windows XP のサポート終了に関し、これといった一般ユーザー向けの啓蒙活動を行ってこなかった過去を払拭するかのような斬新な表紙です。

写真を多用した初心者向けの内容となっているので、Windows XP ユーザーはもちろん、他 OS から Windows 8 への移行を考えている人にも役立ちます。見かけたらぜひ手に取ってみては。

Windows XP サポート終了に関する関連記事はこちら

●エディター Sayaka Nagashima

OS のサポート終了時は、それを狙ったサイバー攻撃も非常に増すとのこと。自分の PC が踏み台になって皆さんにご迷惑をかけるなんて申し訳なさ過ぎる・・・。自己防衛という意味でもきちんと考えなきゃなと思いました。

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Sayaka Nagashimaの記事一覧はこちら

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SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (2/2)

■記事の前半を読むにはこちらのリンクをクリック↓

SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (1/2)

Facebookでの繋がりは現実世界での人間関係と切っても切り離せません。 ソーシャルネットワークの代名詞的存在であるこのサービスでは時と場所に左右されずに「人と人を繋げ、友達の輪を広げる」事ができます。しかしそれは同時にケアレスな言動があった場合、その波紋が現実世界以上に素早く、広く拡散し「問題を大きくしてしまう」環境でもあります。「テクノロジーは諸刃の剣」という声を良く耳にしますが、まさにFacebookは切れ味の鋭い刃であり、慎重に扱わなければユーザー自身が痛い目に遭うことになるでしょう。

Facebookには、ユーザーの住んでいる場所、職歴、学歴やプライベートな投稿など慎重に扱うべき多くの個人情報が含まれています。しかし、2013年のプライバシーポリシ―変更によりFacebook内での名前検索を拒否できなくなり、さらに2014年からFacebook内で直接過去の投稿内容や住所などの個人情報を検索できる「グラフ検索」機能が使用可能となる予定です。また、他人のFacebook投稿内容を検索できる「Yahoo!リアルタイム検索」といったサービスも登場しました。

「●×駅に住んでいる人」とグラフ検索する と居住エリア、出身地、職場、名前などの情報がこんなにでてきてしまう…

このように次々とプライバシーに関するルールが変わっていくため、過去にアクセスを制限する設定をしていても、そのままの設定で現在も個人情報が守られている保証はありません。これからもFacebookを安心して楽しめるように、いま一度プライバシー設定の確認をおすすめします。

FBはいつもあなたを見ています

前回 は投稿の「共有範囲」の設定についてご紹介しました。2回目となる今回はプライバシー設定の残り2つの重要項目である「タイムラインとタグ付け」の設定方法をご紹介します。

「うわ!この写真シェアしないで欲しかったのに!」を回避する「タイムラインとタグ付け」設定

Facebookのプライバシー設定で「他人があなたを紐づけて投稿できる範囲」を限定するためには「タイムライン」と「タグ付け」の管理が基本中の基本です。「タイムラインとタグ付け設定」では「あなたのタイムラインに誰が投稿できるか」と「他のユーザーによるあなたのタグ」を管理できます。設定するにはまず、Facebookにログインして画面右上の歯車の形をしたアイコンをクリックし、「プライバシー設定」を選択しましょう。

次に表示されるプライバシー設定画面の左から「タイムラインとタグ付け」をクリックして「自分のタイムラインにコンテンツを追加できるユーザー」と書いてある右側の「友達」をクリックします。

「友達」をクリックするとプルダウンメニューが表示され、「あなたのタイムラインに投稿できる人」を「友達」「自分のみ」の2択から設定できます。「いつ、なにがタイムラインに投稿されてもへっちゃら、矢でも鉄砲でも持ってこい!」と感じるのであればデフォルトのまま「友達」にしておきましょう。「ムリムリ、アタシの友達とか何をしでかすか予想できないし!」と感じるなら迷わず「自分のみ」に変更しましょう。これであなたのタイムラインに無断で投稿することはできなくなります。ちょっとホッとしますよね。

Facebookの初期設定では、誰かの投稿にあなたがタグ付けされるとあなたのタイムラインにもその投稿が表示されます。写真うつりのヒドイ顔や泥酔状態でのハプニングなど絶対他人に見られたくないショットもお構いなしにタグ付けしてくれる親切な「お・と・も・だ・ち」がFacebookにはたっぷり存在しているんです。しかもそれがタイムラインに掲載されあなたのFacebookつながり全員へと拡散…なんて悲惨な事態もありえます。

妻「ねぇあなた、昨日は残業で帰りが遅くなったって言ってたわよね…」タグ付けが夫婦関係に波風を立てるかも!?

タグ付けによるタイムラインへの露出をガードせよ!

「自分がタグ付けされた投稿が何でもかんでもタイムラインに出てしまう」、という無防備な状態を避けるには、「投稿内容を承認したものだけが掲載される」ようにプライバシー設定を変える必要があります。掲載の可否を事前に承認できるようにするには「タイムラインとタグ付け設定」から「自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに掲載するかどうかを確認する」の右にある「オフ(オン)」をクリックしましょう。

「オン」と「オフ」から選択可能なプルダウンメニューが表示されたら「オン」に設定を変更します。これであなたをタグ付けした投稿が承認なしにあなたのタイムラインに掲載される事は防げます。しかし、友達による投稿自体はあなたがタグ付けされたままの状態で検索やニュースフィードに表示され、Facebook上には存在し続けます。タグ付け自体をかわすにはさらにもう1つの設定が必要となります。

「タグ付け」そのものから身を守る術

上記の方法でタイムラインへの掲載は未然に防ぐ事ができますが、この状態ではまだあなたがタグ付けされたままです。

タグをコントロールできない人はタグにコントロールされる?!

これから紹介する設定によって、他のユーザーが追加したタグがFacebook上に反映される前に確認し、自分に紐付けられたタグを「承認」もしくは「却下」できます。タグを表示前に確認できうる設定に変更するにはプライバシー設定画面の左から「タイムラインとタグ付け」をクリックして「ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?」の右にある「オフ」をクリックします。

プルダウンメニューが表示され「オフ」か「オン」を選べるので「オン」に設定を変更しましょう。この設定であなたの承認なしには、あなたを投稿にタグ付けできなくなります。投稿内容を確認し、タグ付けの内容に問題があれば遠慮なく却下しましょう。もし、あなたの友達を含め不特定多数に投稿が公開されても良いのなら、その時はタグ付けを承認しましょう。

シェアしたい投稿だけを承認しよう

いかがだったでしょうか?自分についての情報がどのような形でいつ公開されるかわからない、という状態では常にFacebookを通じて誰かから監視されているような息苦しさを感じるのは当然でしょう。そんなFacebookもプライバシー設定を理解し効果的に利用することで、自分に紐づけられる投稿をコントロールでき、安心して楽しめるのではないかと思います。自分についての投稿をスマートに制限できるようになったら、今度は逆に自分が友達のタイムラインに投稿したり友達をタグ付けしたりする場合の事を考えましょう。その投稿はシェアされた相手が嫌がるような内容になっていませんか?紐づけする友達の立場と気持ちをしっかりと考えた上で投稿する、それがSNSをポジティブな交流の場として使うための優しさでありエチケットなのです。では、また会う日まで。タグ・ミー・テンダー!

Editor: Christopher Takagi(高木クリス)

Twitter: https://twitter.com/softoniCT